新紙幣を拒む理由
2021年11月、500円硬貨が新しくなった。
それ自体は納得している。
時差の無い半島/隣国の500₩硬貨(40円前後)はそれと似た規格で作られており、社会問題となった自販機での釣銭詐欺は今でこそ撲滅したが、だからこそ余計に定期的リニューアルが必要なのは理解する。
それとは別に、新たにヤッて来る新紙幣。
偽造防止やオトナの理由(一つは自動販売機対応など産業振興の目的)があるのは理解するが、デザインがいただけない。
全国民に問いたい。「その紙幣を使いたいか?」
新しいモノに対して拒絶する民意は比較的多いが、だからこそCMが重要なわけで。
日本国民は無意識のうちにそれに流され必要に駆られている。WW2直後の市場/経済を求めた米国のように。
歯ブラシにしても「球がいい」だの「先端がいい」だの「この振動がいい」だの。
洗濯石鹸にしても「スプーン一杯」だの「室内干しOK」だの「除菌99%」だの「抗菌持続」だの、謳い文句は繁殖能力の高い野兎か黒い何かのように気持ち悪くドロドロ湧き出てくる。
早稲田演劇の鴻上氏の科白だが「エスキモーに氷を売る商売」。
それが今でも吾の社会的生活の原点にある。
話が逸れた。
敗戦国(ここではWW2を指す)はインフレーションに見舞われ、戦勝国よりも経済破綻を経験している。故に通貨の桁が違う。
20Cにユーロ(通貨統一の経済圏)の誕生は様々な困難を乗り越え画期的であったが、それですら世界最強の米ドルに並ぶ基軸通貨を作り出した。
翻ってアジアやアフリカはどうか。桁の多い通貨が流通している。
1980年代に世界経済を牽引した日本は、その島国単体の通貨がワールドワイドに経済影響力をもたらし、基軸通貨となった。
今はそれを赤い大陸の大国が模倣して目指している。
電子通信技術の発達で、通貨は今や数字だけの意味しか成さないと思う方も多いだろう。
確かに世界を俯瞰してもオリンピック開催国はクレジットカードの普及率が著しい。
スポンサーのVISAによる異通貨決済手段の普及と、その先の決済手段(これは赤い大国が優秀だが、そのベーシックな技術は日本のデンソーが開発した)が発達している。
翻って日本は未だに保守的に現金取引が最強だ。
また脱線した。
結論。
桁数の多い紙幣はインフレを連想させるのでヤバイ(ガングロの女子高生風に)のである。
今までは漢字で表現されていたが、それが算数字で表現されたらDoなるか。
毛嫌いする方の多い隣国はもう一つ桁が多いのだが、それを理解すると解るだろう。
韓国ドラマ「イカゲーム」で賞金が現金で降ってくるシーンがあるが、日本人にとってその1枚は1万円のように誤解するが、実は4.5千円相当なのである。
その量(単純換算2倍)を考えても日本人相手の市場に作られたドラマであることが理解できよう。
世界的に見ても基軸通貨は桁を考えなければならない……それが露わになる衝撃は後退さえ意味するものであるという事を。(パンパシフィック&ファーイーストアジア・インターナショナル・エコノミー・カレッジ/アジア環太平洋経済短期大学の客員教授風に)
蛇足。
吾はヒステリック「蓮舫(敬称不要)」率いる政権与党に全てを奪われた。
司法の結果、所有している与信(クレジット)は全て剥奪された。
それまでそれを最大限使って居た訳で。
プライオリティパスは重複になるので会員権の年会費が返還されたりとかしたけど、今ではニコニコ現金払い なのよねん♪